
このような疑問を解決します。
本記事の内容
- ☆1日のスケジュールと1ヶ月のスケジュール
- ☆計画のコツと注意点
▼本記事の信頼性

【筆者の経歴】
- 2022年、2024年にサンティアゴ巡礼へ
▼本記事を読んだ先には…
- サンティアゴ巡礼がどのような1日になるのかイメージできる
- 約30日間でどのようなペースで歩いていくのかわかる
- どのような準備や心構えが必要なのかわかる
サンティアゴ巡礼のスケジュールを紹介
日本から行かれる方は、往復の飛行機をセットで購入する人がほとんどかと思いますので、ある程度しっかりした計画を立てますよね。
ヨーロッパの巡礼者の中には「時間にとらわれずに、あえて計画せずにその日の気分や体力、体調に合わせて歩く」という方もいたので、自由でええなあと思いましたが、それも近場だからできる話です。
本記事では1日単位のスケジュールと1ヶ月単位のスケジュールを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
一日のスケジュール
よくある代表的な1日のスケジュールを紹介します。日によって微妙に変わりますが、ペースがつかめた後はほぼこの流れでした。
| 時間 | 行動 | 備考 |
| 5:00 | 起床 | 洗面や荷物整理。音を立てずに。 |
| 5:30 | 朝食 | バナナ、りんご、ヨーグルト、パンなど |
| 6:00 | 出発 | 太陽が低くて涼しいうちにできるだけ進む。 |
| 7:00 | 休憩 | マメ予防で靴下を乾燥。5分。 |
| 8:00 | 休憩 | マメ予防で靴下を乾燥。5分。 |
| 9:00 | カフェ | カフェ・コン・レチェを注文。トイレは必ず立ち寄る。 |
| 10:00 | 休憩 | マメ予防で靴下を乾燥。5分。 |
| 11:00 | 昼食 | スーパーで購入して食べる。またはお店で食べる。 |
| 12:00 | 休憩 | マメ予防で靴下を乾燥。5分。 |
| 13:00 | アルベルゲ到着 | 荷物を列並び用に置いておく。貴重品は携帯。 |
| 13:15 | 買い物 | 夕食と朝食、水、消耗品などの買い出し。 |
| 14:00 | アルベルゲ受付開始 | 現金・クレデンシャル・パスポートを忘れずに用意。 |
| 14:15 | シャワー&洗濯 | 太陽光で洗濯物を乾かすために早めのシャワー。 |
| 15:00 | 昼寝、散策 | 観光名所の有無、疲労感などに応じて散策。 |
| 16:30 | 夕食の準備 | キッチンが混雑しない早い時間に始める。 |
| 17:00 | 夕食 | パスタやスープなど。ときどき米を炊く。 |
| 18:00 | 予定確認 | 次の日の宿、スーパー、荷物配送、天気などを確認。 |
| 19:00 | 洗濯物取り込み | 翌日に備えて荷物の整理をしておく。 |
| 19:30 | ストレッチやヨガ | 特に足の疲れをリセットする。しないと故障につながる。 |
| 20:00 | 交流 | 庭や談話室的な場所で巡礼者と交流。 |
| 21:30 | 就寝 | いびきがうるさそうな人が寝る前に寝る。耳栓必須。 |
ちなみに2024年は混んでいなかったので、こんなに早く起きなくても大丈夫でした。全体的に1時間くらい遅かったかな。
約1ヶ月間のスケジュールも公開
| 日目 | 宿泊場所(町) | 距離(km) |
| 0 | Saint-Jean-Pied-de-Port | 0 |
| 1 | Roncesvalles Pilgrims' Hostel | 27 |
| 2 | Zubiri | 22 |
| 3 | Pamplona | 19 |
| 4 | Puente la Reina | 23 |
| 5 | Estella | 21 |
| 6 | Los Arcos | 19 |
| 7 | Logrono | 27 |
| 8 | Najera | 28 |
| 9 | Santo Domingo de la Calzada | 20 |
| 10 | Tosantos | 26 |
| 11 | Atapuerca | 25 |
| 12 | Burgos | 16 |
| 13 | Hornillos del Camino | 22 |
| 14 | Castrojeriz | 21 |
| 15 | Fromista | 24 |
| 16 | Carrion de los Condes | 19 |
| 17 | Terradillos de los Templarios | 26 |
| 18 | Bercianos del Real Camino | 22 |
| 19 | Mansilla de las Mulas | 26 |
| 20 | Leon | 18 |
| 21 | Leon | 0 |
| 22 | San Martin del Camino | 24 |
| 23 | Astorga | 22 |
| 24 | Foncebadon | 26 |
| 25 | Ponferrada | 27 |
| 26 | Villafranca del Bierzo | 20 |
| 27 | La Faba | 23 |
| 28 | Triacastela | 26 |
| 29 | Sarria | 18 |
| 30 | Portomarin | 21 |
| 31 | Palas de Rei | 24 |
| 32 | Melide | 15 |
| 33 | Taberna Vella | 19 |
| 34 | Lavacolla | 22 |
| 35 | Santiago de Compostela | 10 |
| 合計 | 748 | |
| 1日平均 | 21.3 |
(あれ。。約790kmって聞いてたんだが…。笑)
計算してみると、1日あたり約21km程度歩いていました。
-
-
スペイン巡礼の旅「カミーノ・デ・サンティアゴ(フランス人の道)」の所要日数は約35日間
続きを見る
荷物を背負って25km以上歩く日があると、今日はきついな…という体感です。
計画のコツ
別記事で紹介している便利なアプリを使って情報を得ながら予定を立てました。
下記記事で詳しく紹介していますので、ぜひ事前にインストールして使い慣れておきましょう。
-
-
【超便利】スペインのサンティアゴ巡礼でインストール必須のアプリ7選
続きを見る
次の日の計画を立てるときにチェックしていたのは下記のような点です。
- アプリのマップで高低差や距離などを確認する
- 20km〜25kmほど先の町からスーパーや宿を探してレビューを見る
- 宿は電話やWebで予約できるならしておく
- 荷物配送は基本は公営アルベルゲ宛になるため場所を確認する
- 次の日の観光地や行ってみたい飲食店などを調べる
アプリを使って良さげなアルベルゲや、食材や水が買える場所は必ず確認しました。
スーパーに関しては個人商店でも大丈夫ですが、個人商店は潰れていたり、突然休みになっていたりするので、直近の口コミを確認します。それでも閉まっていたら諦めるか前の町で購入しておくしかないです。
意外とガソリンスタンドに食料が売っているのでガソリンスタンドもチェックしてみてください。
計画時の注意点
スペイン巡礼では以下の3つを意識しておくと、広い心で楽しめると思います笑
- シエスタ
- スペイン人の国民性
- 田舎の不確実性
①シエスタ
スペインには「シエスタ」という独特の文化があります。
シエスタとは?
スペイン語で「昼寝」です。時間は決まってませんが、14:00〜16:00ごろはかなりのお店がシエスタで閉まります。
また、シエスタの影響もあり、飲食店の夜の開店時間は遅めです。なのでピンチョス(タパス)などを食べに行こうと思っても17:00ごろではまだ空いてなくて、18:00ぐらいからちらほらお店が開店し始めました。
朝も同じようにゆっくりで、10:00前に開いているのは巡礼路にあるカフェくらいです。なので朝食を早い時間に食べたいなら前日にスーパーで買っておきます。
②国民性
一概には言えませんが、傾向としてスペイン人は全体的にざっくりと大雑把な国民性です。あと陽気でよく笑っています。
宿を予約したのに「予約できてない。」と言われることもありますし、「もう満室。」と言われたのに「ごめん。ちゃんと数えたら1部屋空いてた。」とかもあります。
僕自身の体験では、荷物配送を使ったらアルベルゲに荷物が届いていなかったことがあります。また宿の予約ができてないこともありました。日本だとまずないですよね。
荷物に関しては、結果的に近くの別の宿に届いてて見つかったので良かったですが、めっちゃ焦りました。宿も同じ町で見つけられたのでよかったです。
巡礼路のスペイン人は大雑把に生きているということを頭の片隅に入れておくと、怒りにとらわれずにトラブルにも温かい心で対処できます笑
③田舎
田舎は予測できません。計画外の事も起こります。ということで家族に起きたお話を紹介。
足を痛めて次の町までバスで行くためにある町のバス停で待っていた。しかし時間になってもバスが来ない。地元の人も2人待っていた。出発予定時刻の10分後、バス停に来たのはなんとタクシー。運転手はスペイン語で地元の人と何か話していた。何を言ってるのかわからないけど「アルサ」(バス会社の名前)、「ポンフェラーダ」(目的の町)という言葉が聞き取れた。自分も「ポンフェラーダ」とタクシー運転手に伝えたら、タクシー運転手がこちらに乗れと言っている様子。「バス待ちなのに…これはぼったくられるやつでは?」と心配しながらも、地元の人も乗るみたいなので乗った。実は、大型バスが通れない狭い道があったようで、その先で乗る予定のバスが待っていた。タクシーはバスの横で停まり、別料金を請求されることもなく、無事に乗り換えてポンフェラーダに行くことができた。
というお話でした。田舎で英語が通じないパターンですね。
こういう予測不可能なことも起きます。タクシーとかも呼んでもすぐには来ない可能性が高いです。
実際に予測不能な事態が起きたら慌てずに、土産話やネタするくらいのスタンスで楽しんでみてください。