
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- ☆サンティアゴ巡礼に関するQ&A
▼本記事の信頼性

【筆者の経歴】
- 2022年にサンティアゴ巡礼に挑戦
▼本記事を読んだ先には…
- サンティアゴ巡礼の気になる点や細かい疑問を解消できる
スペイン巡礼旅Q&A
英語もスペイン語も話せないけど大丈夫?
大丈夫…ではありませんw 正直、苦労するとは思います。
でもいけなくはないかなと。僕が歩いたときも、フランス語しか話せないフランスの方もいましたし、ほぼ英語は話せない韓国の方もいました。
交流の楽しさはやや減ってしまいますが、巡礼という目的や、歩くこと、景色を楽しむことはできます。
とはいえ一応イメージしてみてほしいのですが、外国人が日本の田舎に30日以上滞在するのに日本語がほぼ話せないってなかなかハードですよね。それと同じです。
英語はある程度を復習していくと良いですよ。中学で学んだレベルの内容をしっかり復習するだけでもだいぶ違います。僕はオンライン英会話で2ヶ月以上鍛えました。
また、簡単なスペイン語も勉強しておくと、現地の人とのやり取りを楽しめます。スペイン語は翻訳アプリ「GoogleMaps」を使うなどして現地でそのまま覚えると良いかも。
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スペインでも若い人は比較的英語話せますが、母語しか話せない現地の人はたくさんいます。なのでよく使うスペイン語の単語を使って注文してみるだけでも、面白いです。
スペイン語は発音がはっきりしていて、ローマ字をカタカナ読みするだけでも結構伝わるので単語を発音するのは苦労しないですしね。
体力面ではどんな準備をした?

巡礼旅が始まる2ヶ月前くらいから、毎日1万歩程度歩いていました。また、ハイキングなども行きました。
荷物なしの散歩で1万歩を歩くには約1時間ほど。仕事終わりでも十分対応できますし、通勤の自転車を徒歩に変えてみるのも良いかもです。
次回行くときは、一週間前くらいから7kgくらいの荷物を背負って毎日1時間位歩くかなと思います。荷物ある無しでは全然違います。
あと、巡礼旅のためではありませんが、ジムでヨガのレッスンに通っていたのは良かったです。
実際に現地でもアルベルゲ到着後に庭などでやってましたが、ヨガやストレッチはセルフでの整体になるので、疲れがリセットされて翌日また元気な体で歩き出せます。
20代の方はいらないかもですが、30代以降は体のメンテナンスは必要ですね。(それでも怪我しましたから笑)
キリスト教徒じゃないけどいいの?

問題ありません。僕もキリスト教徒ではないです。
今回の旅の主目的は「きれいな景色を見たい」「今後の人生を見つめ直したい」でした。
もちろん、キリスト教徒の方が多いですし、巡礼者との会話で信仰を聞かれることもあるため、キリスト教徒について理解を深めておくと良いと思います。
キリスト教徒の巡礼旅なので、今現在キリスト教徒ではない人も、キリスト教に関心を持つ旅にはなることでしょう。
教会や大聖堂など観光地もやはりキリスト教に関わりのある場所なので、事前に調べておくと面白いです。
女性1人でも安全?

カミーノ・デ・サンティアゴは、女性1人でも安全です。実際、妻は初回は1人で行きました。
また、現地でも海外の若い女性の一人参加はかなり多いです。就職前の大学生や、転職で次の職場での仕事が始まる前までの期間を利用する方なども多くいました。
女性に限りませんが、1人のまま進む方もいれば、道すがら仲良くなった人と行動をともにする人もいます。
ただし、日本ではないので、貴重品は必ず身につけておくようにします。また、夜に1人で出歩くのはおすすめしません。(最近は日本の治安も怪しくなってきましたが…)
お金(現金)はいくら持ち歩けば良い?
4日に1回程度はATMがあるようなそれなりの規模の街を通りますので、4日間を過ごす分があれば一応は大丈夫です。

400€も所持する必要はないですが、頻繁にATMで引き出すと、その分たくさんの手数料がかかるので、1回でまとまった金額を引き出しておくのがおすすめです。
アルベルゲやカフェ、荷物配送サービス以外は、クレジットカードやデビットカードが使えることが多いです。
カードが使える場所で極力カードを利用することで、ATM手数料の削減になりますし、セキュリティ面でも安全です。
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クレジットカードはVISAかMastercardならどのカードでもそこまで大差はないですが、VISAゴールドにしておけば、帰国時に手ぶらで帰れます。
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スマホや携帯がなくても大丈夫?

大丈夫です。ただし、利便性は下がります。
年配の方の中には、スマホを持っていない方もいました。またデジタル・デトックスを目的に、あえてスマホを持ってこない若者もいました。
そういう方は本を片手、巡礼者や現地の人に話を聞いて情報を集めていました。
個人的には、携帯電話がないと何かあったときに病院やタクシー会社、家族などに連絡できないので持っていったほうが良いとは思います。
隣国に住んでいるフランス人マダムたちとは事情が異なるかなと。
電源を切って使わなくても一応バックパックに入れておきたいところ。
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アレルギーや苦手なものが多くて食事が心配

キッチンのあるアルベルゲを選べば自炊もできるので、食事面ではかなり工夫できます。外食が口に合わない場合はスーパーで食材を購入して自炊しましょう。
醤油はないので、日本人の舌にぴったりと合うものはなかなか作れないですが、日本で食べられるものは同じように作れます。
僕たちもパン食ばかりでは飽きるので、自炊で鍋で米を炊いたり、肉を焼いたり、パスタやスープを作ったりしました。
ヨーロッパに滞在すると、どうしてもパンが増えてしまい、水分の摂取量が減り、便秘になってしまうので、自炊はかなりおすすめです。
寄付制ではどれくらい渡せば良い?

アルベルゲの宿代や、休憩所に置いてある食料の代金が「寄付」のことがあります。
寄付制の場合、寄付箱に「Donativo」と書いてあります。
寄付に上限はないので余裕がある方はたくさん寄付すれば良いのですが、気になるのは最低いくら入れておけばいいのか?というお話ですよね。
アルベルゲの場合、1€や2€だと運営側もツライものがあります。みんながそれだけだと今後運営できなくなるかもしれませんね。
- 水道代
- 電気代
- ガス代
- 通信費
- 皿やフォークなどの備品代
- ベッドやマットレスなどの設備費
- 運営者の人件費
アルベルゲを運営するには、上記のような費用と他にも突発的な費用などが必ずかかっています。
ボランティアでやっている方もおられますが、収支が毎月数万円でもマイナスだといつかどこかのタイミングで宿を閉めることになるでしょう。
公営アルベルゲの最安が7€程度なので、できれば同じくらいは入れておきたいところ。すべての費用を考慮すると最低でも5€はないと運営できないような気がしますね。
また休憩所の食料も無料ではないです。感謝の気持ちはしっかり入れておきましょう。
海外旅行保険はどうした?
海外だとケガや病気の保険は必ず入っておいたほうが良いですが、30日間を超えると保険料も高いですよね。
海外旅行保険に30日以上のプランで加入すると3万円以上かかるのが一般的です。
そこでおすすめなのが、クレジットカードの無料付帯の保険の裏ワザです。
- 死亡/後遺障害
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 賠償責任
- 救援者費用
- 携行品損害
上記の補償が最長で90日間まで無料で付帯できます。
しかもクレジットカードの裏ワザなら面倒な加入手続きは不要です。
詳しくはこちらの記事で書きましたので、ぜひ余裕を持って準備して保険料0円でその分巡礼旅を楽しみましょう!
お金のかかるこういう部分で賢く節約して食事や寄付には惜しまないようにしたいところです。
病気やケガはどうだった?
家族を含めると、主に5つの病気やケガになりました。
| 症状 | 時期や頻度 | 原因 | 対処法 |
| 花粉症 | 5月下旬 雨の日以外 |
花粉 | 薬局で飲み薬や点眼薬を購入 |
| 足のケガ | ・ピレネー越え直後 ・疲労の蓄積後 |
重い荷物 山の下り坂 |
・荷物を捨てて軽量化 ・荷物配送を利用 ・ストックの利用 |
| マメ | 定期的に | 足の水分 | ・5本指ソックスと通常靴下の2重履き ・1時間に1回休憩して靴下や靴を乾燥 |
| 頭痛 | 定期的に | 疲労 | 持参した飲み薬(EVEや葛根湯)を服用 |
| 熱中症 | 晴れの日の13時以降 | 気温 陽射し |
・帽子やポケッタブルパーカを羽織る ・早朝に出発し14時までにアルベルゲに到着する |
幸い、病院にお世話になるような大きな病気やケガはありませんでした。
ケガは、荷物をとにかく軽くして、こまめな休憩をとり、アルベルゲに着いたらストレッチやマッサージをして蓄積した疲労をしっかり取ることでほとんど予防できます。
マメについては、サンティアゴ巡礼前に肩慣らしとして事前に4時間くらい歩いたハイキングでできまして「この程度でマメができるなんてやばい…」と焦りました。そこから真剣に対策を練りました。
マメが1つでもできると、治る前に派生してどんどんできてしまい、途中でリタイアしていた方もいましたので、まず防ぎたい項目です。
対策としては、1時間に1回靴を脱いで休憩します。これだけですが、これがとても大切。