
日本国籍の方が国内線を利用する場合は不要です。
本記事の内容
- ☆日本国籍で日本国内線を利用する場合パスポートは不要
- ☆「国内線」でパスポートが必要なケース
▼本記事の信頼性

このブログ記事では旅慣れた僕が国内線でパスポートが必要かどうかを紹介します。
【筆者の経歴】
- 2ヶ月に1回程度、国内線を利用
- 年に3〜4回程度、欧州へ渡航
▼本記事を読んだ先には…
- パスポートが必要なのか不要なのかという不安を払拭できる
国内線でパスポートがいるときといらないとき

一口に国内線と言っても
- 日本国内の国内線
- 海外の国の国内線(例:イタリアのミラノからローマへの飛行機など)
の2パターンがありますね。本記事をご覧の方の9割以上は①の文脈で確認されたいことと思います。
またざっくりわけると、日本人の方が国内線を使うケースと、外国人の方が国内線を使うケースがありますが、それぞれパスポートの携帯が必要かどうかがわかれます。
ということで具体的に見ていきましょう。
日本国籍の方で日本国内線を利用→不要

おそらく本記事をご覧の9割の方がこちらに当てはまるはず。日本人の方は国内線を利用する際にパスポートは不要です。
パスポートが必要なのは、海外に行く(orいる)ときと考えておいてください。国内線の飛行機は、バスや新幹線、船などに乗るのと何も変わらないです。
実はみなさんが混乱する理由の1つに、2015年までは成田空港から国内線を利用する場合でもパスポートの提示をしました。
成田空港駅の出場改札手前にあったセキュリティチェック(2015年) pic.twitter.com/B1nS2U0uid
— ritsuka (@ritsukaPya) November 22, 2019
京成線やJRの電車を降りて改札を抜けた先にセキュリティチェックを行うゲートがありますが、そこで国内線・国際線に関わらずパスポート(厳密に言うと他の身分証もOK)の提示をしました。

日本国籍の方で海外の国内線に乗る→必要

海外では、日本国籍の方は「外国人」なのでパスポートは常時携帯しておく必要があります。
飛行機搭乗時にパスポートチェックがあるわけではないんですが、何かあったときのためにも本人確認書類として携帯しておきます。
例えば、フランスに居住中の日本国籍の方が、パリからマルセイユへ飛行機で移動する場合は国内線ですが、パスポートは携帯しておく必要があります。

飛行機搭乗時に提示するかは国や航空会社によって変わりますが、パスポートは常時携帯しておく必要があるので、いずれにしても持っておきましょう。
日本居住の外国籍の方で在留カード等がある場合→不要

外国籍だけど永住権を取得して在留カードが手元にある方などは、日本の国内線を乗る場合には不要です。日本国籍の方と同じ扱いです。

ただし、世界的に見ると外国籍の方が国内線を利用する際にパスポートの提示が不要なのは珍しいです。韓国では在留資格のある外国人でも国内線を利用する際にはパスポートの提示が必要です。
海外居住の外国籍の方が日本の国内線を利用する場合→必要

外国籍の海外居住者の方が日本に来て日本の国内線を利用する場合は必要です。

外国籍の方は外出時にパスポートを常時携帯しておく必要があります。こちらも飛行機搭乗時に常にパスポートチェックがあるわけではないんですが、持っておきましょう。
国内線で持っておいても損はしない

国内線利用でパスポートを携帯していても特に問題はありません。免許証や保険証と同じで本人確認書類として利用可能です。
国内線の移動先で、急遽何かを申請する必要が出て、顔写真入りの本人確認書類が必要になったときにパスポートがあれば即対応できます。
マイナンバーカードや免許証を持っていない方も一定割合いらっしゃいますしね。