
このような悩みを解決します。
本記事の内容
- ☆パスポートのコピーは紙で持たずにPDF化すべき理由
- ☆スマホにデータを保管してホテルで印刷がベスト。おすすめツールも紹介。
▼本記事の信頼性

このブログ記事では旅慣れた僕がパスポートのコピーの取り扱い方法について紹介します。
【筆者の経歴】
- 年に3〜4回程度、欧州へ渡航
▼本記事を読んだ先には…
- 安全にパスポートのコピーを保管&印刷できる
- コピーの紛失・盗難リスクを回避できる
結論:パスポートのコピーはPDFをスマホに保管が正解
コピーを持ち歩くと紛失や盗難のリスクあり

コピーを紙で持ち歩くときの最大のリスクとしては紛失や盗難です。
パスポートは無事だったとしてもパスポートのコピーを失くすパターンもあります。パスポート本体じゃないのでまだマシですが、「情報を抜き取られて悪用されたらどうしよう…。」と不安になります。
紛失や盗難に関しては下記記事で対策を紹介していますが、海外で失くしてしまったものはまず返ってきません。
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無事に帰国できても「あのとき失くしたパスポートのコピーから何かしらの犯罪に巻き込まれたらどうしよう。」と不安を抱えることになります。
一応補足ですが、パスポートのコピーからパスポートを偽造することはできませんので、そこは安心してください。
パスポートの情報は暗号化されており、パスワードと本体をセットで照合しないとパスポートからは何も情報は抜き取れません。
ですが、同時に財布も失くした場合、クレジットカードなどの情報もとられてしまうので、その後に不正利用されないかは心配です。
悪用された事例は?

パスポートのコピーを紛失して悪用された事例は今のところないようです。コピーから原本の偽造はできないですしね。
ですが、僕が思うにパスポートの情報からそれ以外の犯罪に巻き込まれるリスクはあるかなと。
なぜならパスポートには下記のような情報が記載されており、これが悪い人の手に渡ったことで何かしらに悪用される可能性はあるからです。
- 氏名
- 生年月日
- 署名
- 本籍
- 顔写真
- パスポート番号
この情報自体は単体では流出しても問題ないです。しかし、人によってはクレジットカードやデビットカードの暗証番号の一部やWebサービスのログインパスワードなどに一部を使っている方もいます。特に高齢の方。
さらに言うと、どこかしらであなたのメールアドレスもGETして「お前のパスポートの情報は手に入れた。消してほしければ〇〇ドル送金しろ。」といった脅迫メールが送られてきたらどうですかね。払ってしまう方もいそうです。
どこに入れる?→PDFでスマホが最適解。海外でも印刷可能!

ということで結論ですが、パスポートのコピーは、PDFデータにしてスマホの中、特にクラウドに入れておけば安全です。

もし必要になったらホテルのスタッフにメールで飛ばして印刷してもらうこともできます。領事館なら快く印刷も受け付けてくれるでしょう。
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印刷できるように一応持っておきたいのが、こちらの4in1のUSBメモリ。
万が一メールで飛ばないと言われてUSBだけしか対応していない場合は必要になります。4in1でiPhoneもAndroidもmacbookなどにも接続できるので、様々なデバイスからデータを取り出せます。
USB自体を落とす可能性がある方は、データ自体はスマホやクラウドにしまっておいた方が良いかと。取り出すときにこちらを使ってください。
全ページ必要?どこのページをPDFにすればいいの?

コピーのPDFは下記のページを用意しておきましょう。
- 顔写真のあるページの見開き
- 住所を記入する所持人記入欄のページの見開き
この見開き2ページをPDFにしておけば万全です。他のページはいりません。
まとめ
最も紛失リスクが低く、かつ万が一パスポートをなくしたときに、すぐに領事館にコピーを持って駆け込めるようにするには「スマホにデータを保管しておき、必要に応じてデータを現地で印刷して提出する」が安全面でもコスト面でもベストでしょう。