
このような疑問を解決します。
本記事の内容
- ☆サンティアゴ巡礼の靴選びのポイント4つ
- ☆靴の履き方と靴紐の縛り方
- ☆靴下の選び方
▼本記事の信頼性

【筆者の経歴】
- サンティアゴ巡礼700km以上の道のりを踏破
- 2022年と2024年の2回(ともにフランス人の道)
▼本記事を読んだ先には…
- どのような靴を選べば良いのか明確にわかる
- 最後までケガすることなくサンティアゴ巡礼を楽しめる
サンティアゴ巡礼では靴選びが要|ポイントを解説

700km以上の道をひたすら歩くサンティアゴ巡礼では足、そして足を支える靴がすべての要となります。
今回は僕自身が靴選びをした際に、モンベルのベテラン社員さんから教えてもらった話と実際に700km以上歩いてどうだったのか?をそのまま書き連ねていこうかと思います。
モンベルのベテラン社員さんもサンティアゴ巡礼には行ったことがあり、仲間もたくさん行ってるとのことで信頼性がありました。
ということで靴選びのポイントは4つです。
- 防水透湿
- ミドルカット
- インソール
- 丈夫
10代、20代の方は、上記を無視して普通のスニーカーでも行けなくはないと思います。実際、アメリカ人でスニーカーで歩いていた女性はいました。
スニーカーは彼女くらいしか見ませんでしたが、若い子は回復も早いしいけるのかなと。(やや回復力の落ちた30代の僕は多分無理だったでしょうw)
ということで靴選びで、ベテラン店員さんに教えてもらったここは譲れないというポイントを詳しく解説していきます。
防水透湿

防水透湿素材として有名なのがGORETEX(ゴアテックス)でして、サンティアゴ巡礼ではGORE-TEXを使用した靴がおすすめです。
ゴアテックスとは?
水は通さないのに蒸れないという防水透湿な機能を持つ繊維素材です。
靴の中が蒸れそうなくらいの暑い日も歩くのに、土砂降りの雨の中でも淡々と歩き続けるのがサンティアゴ巡礼です。
通常のスニーカーをおすすめしないのは、撥水機能は合っても雨がガッツリ靴の中まで染み込んでくるからです。
実際に35日間で雨の日は3日間ありましたが、GORETEX素材の靴では3日とも水は浸透してきませんでした。


ゴアテックス素材は、値段的にはちょい高なのですが、なにもカミーノだけでなく国内でも使えるので無駄にはならないですね。
ミドルカット

モンベルのベテラン店員さんに聞いた話ではサンティアゴ巡礼ではミドルカットくらいがおすすめとのこと。
ミドルカットの良い点の1つ目は、特に登山中や下山中にかかとから足首までをギュッと固定することで足首をひねる可能性を下げられる点です。
スキーやスノボの靴をイメージしてもらうとわかりやすいです。
あそこまでキツキツでがっちり固定といったレベルではないですが、靴の形にギュッと足首が固定されることで、足首をひねりにくくなるなという実感はありました。
また、2つ目としてミドルカットだとレインパンツと靴の間に隙間ができなくて雨が入りにくいという点もおすすめです。
ちなみに妻はもっと短めのカットでしたが、一度だけ下山時にひねってしまいました。(妻は足強いです。)雨も少し入っていた様子。

ひねる心配がなさそうな人は短くても大丈夫かと。
また、ミドルカットぐらいまであると、こういう雨の日の次の日のぬかるみもなんとか歩けます。

これは2024年のサンジャンからロンセスバリュスにいく途中ですが、ギリギリ浸水や泥が入らずに歩けました。

ミドルじゃないと確実に入ってましたね…。
インソール

インソール=中敷のお話です。
最初から付いているインソールでも大丈夫そうですが、僕は別売りの商品に変えました。
というのが、僕の足は扁平足で特殊な形をしているので、足裏に合うインソールを選びました。
また、登山もあるため、裏側に硬い素材が入っているインソールに。

サンティアゴ巡礼では、山の下り坂の砂利道をガツガツ歩いていくシーンもありますが、硬い素材が衝撃を受けてくれて足裏や足首への負担が減りました。
丈夫
少し高くても丈夫な靴を選びたい理由は、買い直しや靴ずれを防止するためです。
700km以上歩くと通常のスニーカーでは足裏がかなりすり減ったり、内側の布が切れてきます。
そうすると、左右のバランスが崩れて片側に負担がいったり、ちぎれた布と皮膚が擦れることで傷やマメの原因になったりします。


とはいえかかとの一部はさすがにすり減りました。次回は交換か新調かも。

少し高くても品質の良い丈夫な素材を選ぶと、海外で選び直す&買い直す手間が省けます。
ちなみに700km以上の巡礼を2回とも同じ靴で完遂した妻の靴はこんな感じ。外側はさすがに少し破れてますが、でも一部です。中はキレイです。

靴底もかかと部分はすり減っていますが、約1600kmを歩いた靴には見えないです。

「買い直す人なんているの?」と思うかもしれませんが、現地に行くと靴が壊れたり合わなかったりで、その場で高いお金を払って買い直す人がわりといます。
今は日本の物価の方が安いので、海外で買い直すと割高です。
靴紐の結び方
靴選びとは少し外れますが、靴関連で靴紐の結び方を紹介します。モンベルのベテラン店員さんにもまさにこんな感じで教わりましたので、ぜひ動画を参考に練習してみてください。
実際に歩いている最中も
- 登山や下山時→キツめに縛る
- 平常時→指が2本入るくらい緩める
といった感じで、靴紐の縛り具合を調整して歩いていました。
余談:靴下の履き方と選び方
靴選びと関連して靴下のお話も。
まず、靴下は2重履きにしますので、下記の2種類をそれぞれ4組ほど用意しましょう。
5本指はくるぶしが隠れるくらいの長さで大丈夫です。
5本指じゃない普通のソックスは、靴の高さ(カット)に合わせた長さのものを用意しましょう。
ちなみに靴下以外の衣類はユニクロで統一して満足感もあったのですが、靴下だけはユニクロの5本指はダメでした。
-
-
【猛反省】スペインサンティアゴ巡礼 カミーノ経験者の持ち物まとめ|軽さは費用削減とケガの予防に
続きを見る
というのがユニクロの5本指ソックスは日常での利用を想定していて、生地が薄くて吸水性が少し弱かったんですよね。(吸水しないとマメになる。)
僕は足裏が結構蒸れるタイプなので、スポーツ利用を想定した厚手の5本指ソックスがしっくりきました。
靴だけは妥協せずに選ぼう

サンティアゴ巡礼で最も使うのは足。そして足を支える靴は全ての要なので、しっくりくる満足のいくものを買ってください。
ネットで買う場合でも必ず試し履きをしましょう。なぜなら靴下を2重で履くといつもの靴のサイズと違うからです。
「履いてみたら違和感がある」といったまま歩き続けるとケガの原因になります。
僕はモンベルで店員さんに色々と今回の記事のようなお話まで教えてもらい、かなりお世話になったので店舗で買いましたが、Amazonでは試着可能なサービスもあります。
購入後に巡礼前までに何回かは履いて慣らしておいてくださいね!それではよい旅を。